fc2ブログ

9月末、今週の相場見通し

相場見通し
09 /25 2023
9/25/2023

9月末、今週の相場見通し

週間予想レンジ
ドル円 147.00-150.00
ユーロドル 1.0500-1.0800
米10年債 4.25-4.65
NYダウ  32800-34800

ポジション
ドル円フラット   140買い
ユーロドルロング   1.1200売り
ケーブルロング    1.3200売り
オージーロング 0.7000売り
ポンド円フラット    180買い
米債ETFフラット   10年債利回り4.50買い

今週で9月も終わり、NYはすっかり涼しくなり今年の猛暑が噓のよう。
マンハッタンの電力会社から毎週電力消費量のメールが来るのですがエアコンをつけなくなった先週の消費量がその前の週から45%減少、いかにエアコンが電力を消費するのかを痛感しました。

今週の主な予定
27日:米耐久財受注
28日:米GDP
29日:米PCE

先週の日銀、政策据置きはもとより植田総裁の記者会見が「必要であれば更なる緩和も辞さない」と驚きのハト派。
日本にいないので肌感覚でインフレを計れないですが連日の報道でインフレ、値上げの話題ばかりなのでてっきり日銀もそろそろマイナス金利解除かと思っていたのですが、未だに緩和に言及するとは余程デフレからの脱却にトラウマ級の苦難があったのだと推測します。

邪推をすれば日銀を含む日本の金融業界、特に地銀、中小金融機関がまだ金利上昇への備えが出来てないという事か。今利上げをしてしまうと日銀のバランスシートが壊滅的になるのと同時にシリコンバレーバンク同様の銀行破綻が相次ぐリスクがあるのではないでしょうか。

ここからはいつ実弾介入が来るかが焦点に。財務省のコメントを注視、「投機的な動き」という表現が出始めると介入準備のサイン。






FX - ブログ村ハッシュタグ
#FX


ブログランキングに参加しました!良かったらクリックして応援してください!


にほんブログ村 為替ブログ 為替日記へ
にほんブログ村

為替・FXランキング

スポンサーサイト



FOMC、BOJ、今週の相場見通し

相場見通し
09 /18 2023
9/18/2023

FOMC、BOJ、今週の相場見通し

週間予想レンジ
ドル円 146.00-149.00
ユーロドル 1.0580-1.0880
米10年債 4.10-4.50
NYダウ  33400-35400

ポジション
ドル円フラット   140買い
ユーロドルロング   1.1200売り
ケーブルロング    1.3200売り
オージーロング 0.7000売り
ポンド円フラット    180買い
米債ETFフラット   10年債利回り4.50買い

ラグビーワールドカップ、やはりイングランドの壁は高く特に後半は実力の差が如実に。
番狂わせがほとんどないと言われるラグビーですがフィジーがオーストラリアに勝利したのは天晴れでした。

今週の主な予定
19日:EUCPI
20日:英CPI、FOMC
21日:SNB、BOE
22日:BOJ

今週は水曜のFOMCからSNB、BOEと続き、金曜のBOJで締めくくるという中銀ウィーク。
FED今回は据置き、SNBとBOEは25bp利上げ見込み、BOJのサプライズあるか否かが最大のフォーカスでしょうか。
先週の植田総裁コメントにあった様に今回据置きでも「出口戦略」を議論したというようなことを匂わすだけでも円安けん制と金利市場の地ならしには十分な効果で、もしかしたら意図的に若干タカ派なコメントを出す可能性あり。

FOMCも今回は据置きも年内追加利上げの有無を市場は模索中で、ステートメントとパウエル議長記者会見次第では長期金利に大きな動き、そしてドル円も連動することになるかも知れません。
個人的にはFEDはタカ派姿勢維持、金利高止まりを示唆、そして日銀は若干の修正の可能性かもしくは近い将来の出口戦略に言及でドル円下落というシナリオを想定。







FX - ブログ村ハッシュタグ
#FX


ブログランキングに参加しました!良かったらクリックして応援してください!


にほんブログ村 為替ブログ 為替日記へ
にほんブログ村

為替・FXランキング

September 11、今週の相場見通し

相場見通し
09 /11 2023
9/11/2023

September 11、今週の相場見通し

週間予想レンジ
ドル円 145.00-148.00
ユーロドル 1.0600-1.0900
米10年債 4.10-4.50
NYダウ  33500-35500

ポジション
ドル円フラット   140買い
ユーロドルロング   1.1200売り
ケーブルロング    1.3200売り
オージーロング 0.7000売り
ポンド円フラット    180買い
米債ETFフラット   10年債利回り4.50買い

2001年9月11日の同時多発テロ、NYワールドトレードセンター崩壊から22年。
今朝もワールドトレードセンター跡地のメモリアルパークで22回目の追悼集会、3千人を超える犠牲者の名前を1名づつ読み上げ、2機の旅客機がツインタワーに激突した瞬間と2棟のタワーが倒壊したそれぞれの時刻には1分間の黙とうが捧げられています。

今週の主な予定
13日:英GDP、米CPI
14日:ECB理事会、米PPI、米小売

今週の注目はやはり米8月CPIとECB。
CPIは前月の3.2%から3.6%に上昇との市場予想、FRBターゲットの2.0%にはまだまだ遠く年内の追加利上げの可能性が残されています。
一方木曜のECB理事会は政策金利4.25%で据置きが大半の見方、EU圏直近のCPIは5.3%とインフレが高止まりする中景気減速が顕著になりつつありECBとしてはなかなかに難しいかじ取りというのは昨今のラガルド総裁始めECBオフィシャルのコメントにも表れていて、今回は将来の追加利上げを含みつつの据置きとなるか。

そして週末の読売新聞による日銀植田総裁のインタビューでマイナス金利解除の可能性に言及し週明けのドル円は145円台に急落。今月末の日銀会合でいきなりマイナス金利解除というサプライズはありそうにないものの近い将来の解除に向けて徐々に地ならしをしているように伺えます。今月はさらなるイールドカーブコントロール修正や債権買取プログラム縮小などの小幅修正は十分あり得るので円ショートはそろそろ撤収すべき。




FX - ブログ村ハッシュタグ
#FX


ブログランキングに参加しました!良かったらクリックして応援してください!


にほんブログ村 為替ブログ 為替日記へ
にほんブログ村

為替・FXランキング

RICHCESSION、今週の相場見通し

相場見通し
09 /05 2023
9/5/2023

RICHCESSION、今週の相場見通し

週間予想レンジ
ドル円 146.00-149.00
ユーロドル 1.0640-1.0940
米10年債 4.05-4.45
NYダウ  33500-35500

ポジション
ドル円フラット   140買い
ユーロドルロング   1.1200売り
ケーブルロング    1.3200売り
オージーロング 0.7000売り
ポンド円フラット    180買い
米債ETFフラット   10年債利回り4.50買い

アメリカはレイバーデイ休日明け。今日から新学期が始まる公立学校も多く近所の学校から子供たちの声が聞こえてきます。

今週の主な予定
6日:米貿易収支、ISM非製造業、BOC
7日:EUGDP
8日:日GDP、独CPI、加雇用統計

先週金曜発表のNFPは予想より高い一方失業率も増加。
巷、特にウォールストリートでは米国のリセッションは回避の代わりに「RICHCESSION」リッチセッションなる言葉が出始めています、要は不景気が金持ち(ホワイトカラー)中心に襲ってきているという事。
確かに昨年からの大規模なレイオフは主に賃金水準の高いハイテクと金融中心で、低賃金のサービス業やブルーカラーの求人は依然堅調。ハイテク、金融ともAIがものすごい勢いで拡大しトレーダーなどもシステムトレーディングに職を奪われるなどそのトレンドは顕著。
一方のサービス業などは南米からの移民や低所得者層で賄われ、今まで高賃金で比較的知的レベルの高い労働者が職にあぶれるという二極化が進みつつあるよう。

相場は相変わらず金利主導。2年債利回りが再び5%に接近でドル買い先行、11月のFOMC
25bp利上げも40%強織込みでドル円今週中にも149円トライか。




FX - ブログ村ハッシュタグ
#FX


ブログランキングに参加しました!良かったらクリックして応援してください!


にほんブログ村 為替ブログ 為替日記へ
にほんブログ村

為替・FXランキング

スポーツの秋、今週の相場見通し

相場見通し
08 /28 2023
8/28/2023

スポーツの秋、今週の相場見通し

週間予想レンジ
ドル円 145.00-148.00
ユーロドル 1.0700-1.1000
米10年債 4.05-4.45
NYダウ  33300-35300

ポジション
ドル円フラット   140買い
ユーロドルロング   1.1200売り
ケーブルロング    1.3200売り
オージーロング 0.7000売り
ポンド円フラット    180買い
米債ETFフラット   10年債利回り4.50買い

今週で8月も終わり。
スポーツの秋と言う感じでこの週末はNYMETS千賀投手対LAANGELS大谷選手の試合とUSオープンテニス予選を観戦にクイーンズ、フラッシングまで、そして日曜はTVでF1夏休み明け初戦のオランダグランプリ観戦。
日本と同様NYも例年以上に暑い夏でしたが漸く秋を感じる涼しさになってきました。

今週の主な予定
29日:日雇用時計
30日:ADP雇用統計、米GDP
31日:米PCE
9月1日:NFP雇用統計

今週は米PCE、NFP雇用統計と、年末に向けてFOMCの舵取りを占うのに重要な指標が続きます。
先週金曜のジャクソンホールシンポジウムでのパウエル議長講演は「適切ならさらに利上げする用意」と表現するにとどまり予想ほどタカ派ではなく追加利上げの見通し後退、ゴールドマンのリサーチもFEDの利上げは終了したとの見方。

こうなると市場のフォーカスはいつFEDの最初の利下げがあるかと、ECB、BOE、BOJの動きにシフト。その意味でも今週のPCEはインフレ高止まりが濃厚になるかどうかを見極めるものに。
そしてもう一つ注意すべきは同じくジャクソンホールで講演したラガルドECB総裁の「高インフレの持続リスク」とのコメント。景気減速が米国よりも顕著になりつつあるEU圏、インフレもまだまだしつこく利下げできる環境ではない中、ECBトップの懸念は景気よりもインフレということでECBの利上げはまだ続く余地あり。





FX - ブログ村ハッシュタグ
#FX


ブログランキングに参加しました!良かったらクリックして応援してください!


にほんブログ村 為替ブログ 為替日記へ
にほんブログ村

為替・FXランキング

NEWYORKFX

元欧米金融機関NY本支店の外国為替トレーダー、現在もNY在住。
巷に豊富にあるFX関連のブログの中で数少ない(?)ニューヨーク発ブログ、米ヘッジファンド等が日々暴れまくっているNY市場の魅力をお伝えしたいと思っています。
よろしくお願いします!