ドル円107円台突入

NY市場
09 /08 2017
9/8/2017

ドル円107円台突入

前日クローズからのレンジ
ドル円 107.325-108.48
ユーロドル 1.2015-1.2092
ユーロ円 129.49-130.65

NY正午現在
ドル円 107.80
ユーロドル 1.2030
ユーロ円 129.70
米10年債 2.065%
NYダウ 21824.52 +0.18%

ドル円がついに節目の108.00を割り込みストップロスハンティング大会で107.32まで、ユーロも高値を更新1.2092タッチもその後はガス欠模様、NYダウや米長期金利の上昇に助けられ現在ドルもやや値を戻しています。

今朝の主だった指標はカナダ雇用統計、今週は予想外の利上げで市場を撹乱させたカナダでしたが、今朝の雇用統計は予想19kのところ22.2k、失業率は前月の6.3%から6.2%に改善とともに強く年内再利上げをますます後押しするかたち、ドルカナダも案外早く1.20割れするかもしれませんね。

NYFEDダドリー総裁は先ほどCNBCのインタビューで「インフレは以前ターゲットを下回っているが景気は底堅く、バランスシート縮小を始めない理由は見つからない、第3四半期はハリケーンの影響を受けるだろうがその後はトレンドを上回る成長を見込む、FRBは段階的な利上げを継続するだろう」と楽観的。

ハリケーンと言えば、現在フロリダ州には超大型ハリケーン「イルマ」が接近中、非常事態宣言が出され各地で強制非難命令も出ているようです。

この度重なるハリケーン被害、米国の経済指標にどのような影響を与えるのでしょうか?エコノミスト勢の意見はほぼ一致して短期ネガティブ、中長期ポジティブ、確かに単純に考えればハリケーン被害にあった地域経済は一定期間麻痺、GDPの押し下げに繋がりますが損害にあって失われた家屋などは経済指標には計上されない一方その後の復興活動は新たな産出としてGDPを多大に押し上げる効果、インフレ指標もガソリン価格だけに留まらず建設関連資材の需要激増などで上昇圧力となるので第4四半期のデータはかなり強いものになると考えられます。

但し第4四半期GDPが出るのは来年1月なので12月のFOMCには間に合わず年内もう1度の利上げを期待するのはやや難しいかもしれませんね。あとは11月のサンクスギビング祝日後のブラックフライデー商戦でどこまで消費が伸びるかでしょうか、これも小売売り上げ高は伸びても安売り商戦なのでインフレ押し上げ効果は逆ですから結局期待薄となりそうです。

FXに話を戻すとドル円がついに週足一目均衡雲の下限108.84の下でクローズするのがほぼ確実になってきました。
こうなるとテクニカルには次のターゲットは昨年安値99.02から今年高値118.66の61.8%戻しのある106.50、そして2012年からの上昇トレンドラインのある105.80近辺が視野に入ってきます。正直言って地政学リスク以外に円をそこまで買っていく積極的な理由は見当たらないのですが相場の勢いみたいなものは侮れないので流れに無理に逆らわないよう注意したいですね。

108円ローで試し買いしたロングは既に撤退、今は108円台の戻りでの売り待ち、ほかはユーロロング、ドルキャンショートキープで来週に持ち越しです。

皆さま良い週末を!

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元欧米金融機関NY本支店の外国為替トレーダー、現在もNY在住。
巷に豊富にあるFX関連のブログの中で数少ない(?)ニューヨーク発ブログ、米ヘッジファンド等が日々暴れまくっているNY市場の魅力をお伝えしたいと思っています。
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