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ユーロ大荒れ ECB

NY市場
06 /14 2018
6/14/2018

ユーロ大荒れ ECB

前日クローズからのレンジ
ドル円 109.93-110.38
ユーロドル 1.1645-1.1853
ユーロ円 128.56-130.35

NY11AM現在
ドル円 110.35
ユーロドル 1.1650
ユーロ円 128.60
米10年債 2.955%
NYダウ 25313.70 +0.55%

ECBは今朝の理事会で資産買い入れプログラムを12月に終了すると発表、10-12月は半額のテーパリング、ユーロドルは一瞬1.1853の高値をつけるも政策金利は2019年夏まで据置きで反転急落。ドラギ総裁の記者会見では「利上げ時期については議論していない」「将来の不確実性が増加」などとしユーロは下げを加速一気に1.16ミドルまで。
先日までタカ派コメント続発で市場の期待を高めておきながらここまでハト派な内容にがっかりでしたが正直ドラギ総裁のことだからあまりタカ派な姿勢は期待していなかったこともありロングにしていなくて助かりました。
ECBの一番の問題はメンバーがそれぞれ好き勝手なコメントを出しすぎで一枚岩とは程遠いでしょうか、もともとドイツ、フランス、イタリア、スペイン、ベルギーなどなど経済状況も全く異なる国の中銀の人たちなので意見が一致する方がおかしいのですが、それならそれで好き勝手なコメントはしないなどのルールがないとECB事態の信頼性を脅かすことになり兼ねないと思います。
まあトレーダーにとってはボラティリティーが上がって歓迎すべきことなのでしょうか、特に今日からサッカーワールドカップ開幕、相場そっちのけでTVにくぎ付けの2週間は凪状態になりそうなので今朝の動きは冬眠前の栄養とりのようなものでしょう。

一方で昨日のFOMC、25bp利上げは予想通り、ステートメントは「ACCOMMODATIVE(緩和的)」の文言を削除するなどタカ派、インフレ予想は上方修正、失業率予想は下方修正、注目のドットチャートも2018年末のミディアンは2.125から2.375へ2018年は2.875から3.125へと上方修正、年内あと2回の利上げを見込み、全体として予想以上のタカ派な内容。
記者会見では来年1月のFOMCから毎回の会合で記者会見を開くことを確認、「FF金利は近くニュートラルなレベルに達するだろう」「イールドカーブのフラット化は利上げによるもので特に警戒することではない」などなど、貿易戦争について聞かれると「通商政策は我々の守備範囲ではないが現在の指標には影響は表れていない」などと通常よりも長めの記者会見でした。

結果的にタカ派FOMCとハト派ECBが鮮明になりユーロドルは下落するしかなく1.15割れも視界に入ってきたと思われユーロショート再開、1.17近くの戻しか1.16割れで売り増し、ターゲットは1.1480-1.1500.

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コメント

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No title

ユーロドル1.2方向を予想する人が多い中で1.15方向を予想され見事に的中しました。 すばらしい予想でした、深く感謝いたします。

No title

NBSS様、
コメントありがとうございます!

NEWYORKFX

元欧米金融機関NY本支店の外国為替トレーダー、現在もNY在住。
巷に豊富にあるFX関連のブログの中で数少ない(?)ニューヨーク発ブログ、米ヘッジファンド等が日々暴れまくっているNY市場の魅力をお伝えしたいと思っています。
よろしくお願いします!