貿易戦争激化?

NY市場
07 /10 2018
7/10/2018

貿易戦争激化?

前日クローズからのレンジ
ドル円 110.86-111.36
ユーロドル 1.1690-1.1762
ユーロ円 130.10-130.60

NY11AM現在
ドル円 110.23
ユーロドル 1.1713
ユーロ円 130.30
米10年債 2.864%
NYダウ 24910.50 +0.50%

先週末にはロシアも対米関税をかけると発表、その後英国がTPP参加を検討しているとの報道、そしてドイツと中国が通商協定にサイン、メルケル首相は多国間の自由貿易にコミットすると発言するなどアメリカ包囲網がじわじわと形を成している様相、昨日の日経新聞の記事にもありましたが米国の鉄鋼輸入制限を嫌気して米国国内の鉄鋼価格が高騰、関税を払っても輸入品の方が安くなるといった状況に中国の輸出や日本でも準大手の東京製鉄などの輸出がかえって増えているという現象が起きているらしく結局関税で価格高騰に苦しむのは米国だという人々の指摘が早くも現実になってきています。
これに加え昨今の原油価格高などでアメリカのインフレ加速リスクは以前より高まり短期金利上昇、長短金利の逆転化、株式市場への下方圧力増大で盤石に見えているアメリカの景気にもクエスチョンマークがちらほら見えてきた感じがします。
このところ繰り返し述べているように11月の中間選挙に向けて安直な減税などの短期的な景気浮揚案などが出てくる可能性は高いけれどもその効果の持続性は疑問、特に選挙以降のインフレ加速、株価下落リスクには注意したいところです。

そして為替相場、ユーロドルが弱い独ZEWを受けて下落1.1700割れ、ドル円もつれ高で漸く111円台乗せも今一つレンジを抜けたという勢いなくこれから上昇気流に乗るというよりは未だレンジ相場の様相、取り敢えず放置していた111.20売りがつき久々のドル円ショート、この上111.50近くも売り増し予定、いずれまたトランプツイートなどでリスクオフの突発的な円買いも出る可能性高く110円ローで利食い、上は週足一目雲の上限が111.70にあり、金曜クローズ時点で底を上回れば今年1月第1週以来初めて週足の雲の上に出る形で買いサインに、だましブレークを避けるため来週月曜クローズで111.70を上回っていたらロング転とします。ただどちらかに動くにせよ今は市場のポジションにあまり偏りがなくストップを巻き込んで加速といった相場は期待できずあくまでもゆっくりしたペースにとどまりそうです。


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NEWYORKFX

元欧米金融機関NY本支店の外国為替トレーダー、現在もNY在住。
巷に豊富にあるFX関連のブログの中で数少ない(?)ニューヨーク発ブログ、米ヘッジファンド等が日々暴れまくっているNY市場の魅力をお伝えしたいと思っています。
よろしくお願いします!