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JPMorgan金利予想下方修正

NY市場
05 /22 2017
5/22/2017

JPMorgan金利予想下方修正

米JPモルガン銀行リサーチは3月と4月の低いコアインフレとトランプ政権によるインフラ投資と税制改革期待が後退している理由から2017年末の米10年債利回り予測を3.00%から2.75%に引き下げた。

10年債利回りは3月のFOMC利上げ時に2.626%をつけてから低下を続け現在2.24%、市場は依然として年内あと2回の利上げを織り込んでいる一方で長期金利は低い水準で張り付いているという2005年にFEDが利上げを繰り返したにも拘わらず長期金利が上昇しないのをみて当時のグリーンスパンFRB議長が“CONUNDRUM(なぞ)”と表現したのを思い出します。
当時は長期金利のみならず米ドルも上昇せずFEDの利上げが必ずしもドル高、長期金利高に結びつかないことを見せつけられました。ましてや今年はあと2回利上げしたとしてもたかだか0.5%の上げ、2004年から2005年にかけては3%以上利上げしたのにドルがようやく上昇をはじめたのは2005年の終わりだった事を考えると今年もFEDの利上げ期待だけでドル高を予測するのは無理がある気がします。

現在金利よりも注目すべきドル高要因はソフトバンクのTMOBILE買収などの巨額のM&AやGPIF,郵貯などの外債外株投資、米国サイドでいえばHIA(本国投資法)導入によるドル資金還流などの大きな資本の流れだと思います。これらは実際にフローが出始めてから波にのっても遅くないのでそれまでは中長期は基本ドル安目線でトレード継続です。

ユーロドルは順調に上げているのでロングキープ、トレイリングストップは現在1.1150、1.1300で半分利食い。
ドル円は相変わらずレンジが続きますが111.60-70で売りか110.80割れでショートエントリーを狙っています。
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NEWYORKFX

元欧米金融機関NY本支店の外国為替トレーダー、現在もNY在住。
巷に豊富にあるFX関連のブログの中で数少ない(?)ニューヨーク発ブログ、米ヘッジファンド等が日々暴れまくっているNY市場の魅力をお伝えしたいと思っています。
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